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マツダ、長安フォードマツダ南京工場で中国市場向け新型『Mazda2』を生産
マツダ株式会社(以下、マツダ)の中国事業統括会社マツダ(中国)企業管理有限公司(MCO)は、本日開催した上海国際モーターショー事前メディア発表会で、フォードおよび中国でのパートナーである長安汽車と共同で建設を進めている長安フォードマツダ汽車有限公司南京工場(中国南京市)で、中国市場向け新型『Mazda2(日本名:マツダデミオ)』を生産すると発表した。
新型『Mazda2』は、2002年に導入した『Mazda6(日本名:マツダアテンザ)』から始まったマツダの新世代商品群が新たなステージへと進化していく最初のモデルであり、3月初旬のジュネーブモーターショーで世界初公開し好評を得ている。長安フォードマツダ南京工場で生産予定の新型『Mazda2』は、中国のお客様の嗜好に基づき開発されている。
同工場は年間16万台の生産能力を持ち、マツダの生産方式をベースとした、環境に配慮し、働く人に優しく、高い効率を誇る最新鋭の工場である。2007年内の稼動を目指して順調に建設が進んでおり、すでにプレス、車体、塗装、組み立ての各領域において、設備の据付とトライアルが始まっている。南京市ではこのほか、車両工場に隣接した敷地で長安フォードマツダエンジン会社の工場建設が進んでおり、まもなく生産を開始する計画である。
マツダの尾崎清取締役専務執行役員(中国事業担当)は事前メディア発表会において、「南京での車両とエンジンの2つの工場の建設によって、マツダとパートナー各社はビジネスの成長を実現するだけでなく、中国の経済と地域社会の発展に貢献できるものと期待している」と述べた。
マツダは、走る歓びと環境・安全性能の調和を追求しながら、今後も運転して楽しい“Zoom-Zoom”な商品を中国のお客様に提供することで、中国市場での中期目標である「2010年、生産・販売30万台」の達成を目指す。 |